家計簿の付け方を変えよう

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おはようございます。今日から家計簿の付け方を見直すことに決めた、いくぱぱです。

昨日は、9年間続けてきたドルコスト平均法による投資信託の評価額がついにマイナスになったという話を書きました。みなさんは投資信託の評価額をどれくらいの頻度でチェックしていますか?私はほぼ毎日確認して、その数字を家計簿にも記入していました。数字が増減するのを楽しんでいた部分もあったと思います。

家計簿を始めたきっかけと続けるコツ

家計簿を本格的につけ始めたのは8年前、放送大学で大藪千穂先生の生活経済学の授業を受けたのがきっかけでした。それまでは「家計簿=面倒なもの」というイメージしかなく、なかなか手を出せずにいました。しかし、当時は子どもたちがいずれ進学することを考えると、将来の学費が心配で、ほとんど貯金もありませんでした。「このままではまずい」と思い、家計の現状を把握するためにも、まずは1年だけでも家計簿をつけてみようと決意したのです。

家計簿をつけるときに悩むのが「どの方法で続けるか」。紙の家計簿やエクセル、アプリなど様々な方法がありますが、私は最終的に「Money通帳」というフリーソフトを選びました。銀行やクレジットカードの明細を自動で取り込める機能や、シンプルなカレンダー表示、日記機能などがあり、無理なく続けられたのが良かった点です616

家計簿の効果と“副作用”

家計簿をつけてみて驚いたのは、レコーディングダイエットと同じように、無駄遣いが自然と減ったことです。家計を把握し、予算を立てることが目的だったのですが、日々の支出を記録することで「本当に必要なものか?」と一度立ち止まって考える癖がつきました。

また、家計簿を続けることで、資産が少しずつ増えていくのを実感できるようになりました。これがモチベーションとなり、家計簿をつけること自体が楽しくなっていきました。しかし、調子に乗って投資信託の評価損益まで毎日記録するようになってしまい、家計簿の本来の目的がぼやけてしまったのです。

投資額が少ないうちは気にならなかったのですが、年々投資額が増えるにつれて、評価損益の変動が家計簿の数字に大きなノイズを与えるようになりました。家計の内訳を見たいのか、資産の時価総額を見たいのか、だんだん分からなくなってきたのです。

コロナショックで気づいたこと

そして、今回のコロナショック。家計簿だけを見ていると、含み損が家計を圧迫しているように錯覚してしまいました。しかし、よく考えてみると、私が家計簿で本当に見たい数字は「日々の収入と消費のバランス」であって、投資信託の評価額ではありません。投資信託の時価総額は楽天証券のホームページで確認できれば十分。家計簿には、あくまで実際に使ったお金や入ってきたお金だけを記録すればいいのだと、改めて気づかされました。

今回のコロナ禍は大きなダメージでしたが、同時に「家計簿の役割」を見直す良い機会にもなりました。原点に立ち返って、家計簿は「家計の健康診断書」として、シンプルに収入と支出を管理するためのツールとして活用していこうと思います。

家計簿の付け方を見直すポイント

  • 目的を明確にする
    「何のために家計簿をつけるのか」をはっきりさせましょう。資産全体の推移を見たいなら資産管理アプリ、日々の収支を把握したいなら家計簿アプリや手書き家計簿が適しています813
  • 無理なく続けられる方法を選ぶ
    家計簿には紙、エクセル、アプリなど様々な形式があります。最近はスマホで手軽につけられるアプリも人気です。銀行やクレジットカードと連携して自動で明細を取り込めるものも多く、忙しい方にもおすすめです1815
  • 費目はシンプルに
    初心者は項目を増やしすぎず、食費・日用品・光熱費・教育費など大まかに分けて記録しましょう。必要に応じてカスタマイズできる家計簿もあります9
  • 予算と実績を比較する
    毎月の予算を決めて、実際の支出と比較することで、無駄遣いの傾向や節約ポイントが見えてきます24。
  • 定期的に見直す
    家計簿はつけっぱなしでは意味がありません。月末や年末にまとめて振り返り、家計のバランスをチェックしましょう。必要に応じて予算や費目を見直すことも大切です24。

おすすめの家計簿ツール・アプリ

  • Money通帳
    銀行やクレジットカードの明細を自動で取り込める、シンプルで使いやすいフリーソフト。カレンダー表示や日記機能もあり、初心者にもおすすめ616
  • マネーフォワード ME
    銀行・クレジットカード・電子マネーなどと連携し、自動で家計簿を作成。支出の自動分類や予算設定、グラフ表示など多機能で人気No.1810
  • Zaim、Moneytree
    どちらも銀行やカードと連携でき、レシート撮影機能や資産管理機能も充実。シンプルな操作で続けやすい1315
  • 手書き家計簿
    市販の家計簿やルーズリーフ、ダイソーのノートなどを使って自分好みにカスタマイズするのもおすすめ。手書きだからこそ気づくことも多いです3711。

まとめ:家計簿は「家計の健康診断書」

家計簿は、単なる記録帳ではなく、家計の健康状態を見える化する大切なツールです。投資や資産の評価額は別で管理し、家計簿では「日々の収支」に集中することで、よりシンプルに、そして本質的に家計を見直せるようになります。これからも、家計簿を通じて家族の未来を守るために、原点に立ち返って見直しを続けていこうと思います。

みなさんも、ぜひ自分に合った家計簿の付け方を見つけて、無理なく続けてみてください。家計簿を変えることで、家計も、そして自分自身の意識もきっと変わります。

Citations:

  1. https://www.android.com/intl/ja_jp/articles/454/
  2. https://www.fujinnotomo.co.jp/other/kakeibo/b259912/
  3. https://ameblo.jp/nkwm-soyk53/entry-12880215203.html
  4. https://www.youtube.com/watch?v=RqhsSLiNERc
  5. https://it-kashihara.com/householdaccountbook/1243/
  6. https://yanai-ke.com/moneytuuchou01/
  7. https://yui-shop.stores.jp/items/67283ee454f095406949b6af
  8. https://moneyforward.com/me
  9. https://my-best.com/1331
  10. https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/sp-app/moneyforward/
  11. https://www.youtube.com/watch?v=c9EUIVfwY8s
  12. https://www.plato-web.com/software/mm_l6/index.html
  13. https://getmoneytree.com/jp/app/about
  14. https://www.pfu.ricoh.com/scansnap/digiup/article/money/00139/
  15. https://zaim.net
  16. https://mcraft.main.jp

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